出典:https://nlab.itmedia.co.jp/
『ドラゴン桜』という漫画をご存じでしょうか。こちらの漫画、東大合格を目指す高校生たちの物語なのですが、2度ドラマ化されています。
そしてその第2シリーズが2021年春から放送されるやいなや、その中の一人の登場人物を演じる、ある俳優が話題に。
その俳優というのが、細田佳央太(ほそだかなた)さんという若手の俳優さんです。
作中で原健太という役を演じたのですが、その演技力がすごいと大好評。
今回は、細田佳央太さんの演技力、その中でも特にドラゴン桜について調査したいと思います。
細田佳央太(ほそだかなた)のプロフィール
出典:https://www.cinematoday.jp/
性別 男性
生年月日 2001年12月12日
年齢 19歳
出身地 東京都
身長 173cm
血液型 A
特技 バスケットボール
また、所属するアミューズの公式ページによると、小学二年生から活動を始めたそうです。
子役出身ということですね。
細田かおたのドラゴン桜での演技力が高評価!
そんな細田佳央太さん、ドラゴン桜をきっかけに演技力の評価がうなぎ登りのようです。
あと、こないだの『ドラゴン桜』には驚いたけど、“俺たちの町田くん”こと、細田佳央太くんも、どんどん役者になっていくなあ……ってか、関水渚さんも、いまやすっかりドラマでよく見るようになったし、当時素人裸足だったその2人を主役に大抜擢した映画『町田くんの世界』の慧眼ぶり。最初って大事。
— 麦倉正樹 (@mugikura) August 19, 2021
では、細田さんが演じた原健太という役はどういう人物だったのでしょうか。
そんな細田さん演じる「ドラゴン桜」の健太は、昆虫が大好きな心優しき性格。発達障害を持つ彼の成績は、学年でもダントツのビリで、通知表には1や2の数字が並んでいる。
しかし桜木は、一流大学コースに所属する藤井(鈴鹿央士さん)とのテスト対決に向け、健太を東大専科に呼び込む。彼の担任教師は、健太の幼馴染で成績優秀な生徒・小杉麻里(志田彩良さん)を専科に取り入れたいがために健太を利用しているのではと激怒するが、桜木は断固として否定する。
どうやら桜木は、健太の「目から記憶したものは絶対に忘れない」という特性に気が付いたようで、昆虫に関する英語論文を渡すと健太は「ものすごい勢いで」読み込んだ。その後彼にあった勉強法を工夫し、驚異的な早さでみるみるうちに英語や数学を吸収していく。
発達障がいというのは近年よく聞く言葉でもあるのですが、脳の働きが生まれつき違うことが原因。そのため、考え方や感じ方が変わっている、と見られることや、本人が苦しんでるケースも多くあります。
しかし見方を変えれば、なかなか周囲とうまく溶け込めなかったり、苦手なものがはっきりしていたりする『個人の特性』というとらえ方もできます。
特性がはっきりしている、『定型』(発達障がいではなく、普通に発達した人のこと)よりも得手不得手がはっきりとしているため、その『得手』がわかれば伸ばすことができるのです(もちろん、みんながみんなうまくいくわけではないですが)。
この原健太という役の場合は、記憶力だったり、興味のあることに対しては強い集中力を発揮する個性を持っていたようですね。
生きている人間一人ひとりが、違う個性を持って生きています。自分と違う個性の人間を演じるということが、いかに難しいか。
個性はそれぞれが持って生きているから、他人のそれを完全に理解することは難しいのです。
しかし、役者や俳優というのは、その他人の個性や考え方だったり、信念を理解しようとする、そしてその人物に完全になりきることが求められます。
もちろん似たような人の話を聞いたりして参考にはするかもしれませんが、最終的には想像の範疇でしかないのです。
自分がその人だったら、その時どう思うだろう、どう行動するだろう。
ドラゴン桜:“健太”トレンド入り 細田佳央太の演技力「半端ない」 「町田くんの時と全く違う」「別人に見える」の声も https://t.co/1zTIGDppbv
— MANTANWEB (まんたんウェブ) (@mantanweb) May 23, 2021
もちろん逆もしかりで、発達障がいのある方には定型の方の思考は理解できません。
それは障がいの有無に関係なく、自分ではない他人の個性や思考の癖を完全にコピーすることは難しい、もっと言ってしまえば不可能だからです。
しかし、それを理解しようとすることはできる。
細田さんの演技には、それを理解しようとするひたむきな姿勢が感じられます。
細田かなたの役作りがすごい!
細田さんは、役作りがすごい!ということでも評判です。
まず、上の画像は『ラブファントム』というドラマの時の様子。
そしてこちらはインスタグラムに上げられた、ドラゴン桜収録時のものです。全く雰囲気が違いますよね。
ご本人がおっしゃるように、人生初の坊主頭、そして増量されたようです。
役作りのために髪型を変えたり体重を増減させるのはよく聞く話ではあります。しかし、細田さんの場合は以下のように体重を調整していたと語っています。
――10キロ以上増量されたそうですが、何キロから何キロに?
57キロから70キロに。もともとは60キロくらいですが、(現在放送中のMBSドラマ)『ラブファントム』のために55キロくらいに落とし、少し戻って57キロになっていて、そこから増やしました。
――どれくらいの期間で13キロ増やしたのでしょうか。
前の作品(『ラブファントム』)が終わるまで太れなくて、それが終わってから『ドラゴン桜』に入るまで、2~3週間で13キロ増やしました。
短期間に体重の減量、そして増量を繰り返しているんです。
これは想像しただけでも辛そうなのですが…細田さんの役作りへのストイックな姿勢が見て取れます。
他の出演作はあるの?
演技力や役作りのすごさを他の作品でも楽しむために、細田佳央太さんの過去の出演作をまとめてみたいと思います。
さくらの親子丼
子どもシェルターを舞台にしたドラマです。
こちらの第3シリーズに細田さんが出演しています。
役名は『岡林大樹』。門倉真由子という恋人がいて、彼女は過去に実の兄から性的虐待を受けていたこともあり、子どもシェルターで生活しています。
そんな彼女との付き合いの中でどのように成長するのか、細田さんの演技に注目。
町田くんの世界
原作は安藤ゆき先生の同題コミックの映画です。
特技が特にこれといってないけれど、誰よりも周りの人を愛して暮らす一生懸命な少年、『町田一』を演じています。
実は出演キャストが非常に豪華で、前田敦子さんや佐藤浩市さん、松嶋菜々子さんなど著名で演技力に定評のある方々の名前がズラリ。
そんな中でも当時あまり有名ではなく、無名の新人と言われていた細田さんの演技が光る、青春映画です。
細田佳央太(ほそだかなた)のまとめ!
今回は細田佳央太さんについて調査しました。
・細田さんは演技力が高く、『ドラゴン桜』で話題沸騰に
・短期間での体重の増減など、役作りに対するストイックさがすごい
・ほかの作品でも存在感を発揮するような魅力がたっぷり
結果、以上のようなことが判明しました。
これからまだまだ伸びしろを感じられる俳優さんですね。今しかできない役を一生懸命に演じて、歳を重ねた後にはその経験や深みを感じる演技を見せてくれたらいいな、と思います。
今後の細田さんの活躍を期待、そして応援しています。
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