『馬術って何?』と聞かれて皆さんはなんと答えるでしょうか。
『えーっと、人が馬に乗って、それで、』としっかりルールまで答えられる方は少ないと思います。私もその1人です。
オリンピックの正式種目にもなっているこの馬術。どうせならキチンとルールを把握して観たほうが何倍も楽しめると思いませんか。そして東京オリンピックの馬術には、どんな日本人選手が出場するのかも知っておきたいですよね。
今回の記事は、ルールが分からずなんとなく見ていた。そういった方の為に執筆致しました。
- 馬術とはどんな競技なのか
- 複数ある馬術のルールについて
- 東京オリンピックの馬術に出場する日本人選手について
競技ルールに関しては実際のプロの方が説明している動画も掲載いたしました。
一種目につき30秒程度でルールを把握することが出来ます。ルール自体はかなりシンプルです。
今年だけでなくこの先ずっと使える知識なので、ぜひこの機会に理解を深めていきましょう。
オリンピック種目の馬術ってそもそも何?
馬術とは人が馬に乗り行う競技で、動物が出場する唯一の競技であり、また男女が同じステージで戦うというかなり珍しい競技です。
また競技の種目が
- 障害馬術
- 馬場馬術
- 総合馬術
と3種類あり、幅広い年齢層の選手がいることでも有名です。
なお馬術は古代オリンピックから行われており非常に歴史ある競技でもあります。
東京オリンピックを楽しむ為に馬術のルールを知ろう!
それでは3種類ある馬術のルールを詳しく解説いたします。
障害馬術
障害馬術とは、コースに設置された障害物を飛び越えていくという馬術でも最もアクロバティックな種目です。障害物の中には、高さが1.6メートルに及ぶものや、奥行きが2メートルあるものも存在します。
なお日本人選手がこの種目で金メダルを獲得したのは歴史上たった1人です。1932年にロサンゼルス五輪に出場した、陸軍の大佐である西竹一(にし たけいち)選手です。
実に90年近くも記録をやぶられていないことになります。まさにレジェンド。
馬場馬術
馬場馬術(ばばばじゅつ)とは、音楽に合わせていかに美しく動くことが出来るか。という馬と人のダンスです。
個人的に『学び続けない限り技術は伸びていかない』という言葉が心に刺さりました。
総合馬術
総合馬術とは前述した障害馬術と馬場馬術、そしてクロスカントリーという3種目を1頭の馬で全てこなします。
3種目の中ではクロスカントリーがメインとなります。
約10分間走り続け、更にあらゆる障害をクリアしていかなければならない。という究極の体力勝負の種目でもあります。
東京オリンピックに出場する日本人選手はだれ?
それでは種目ごとの代表選手を紹介いたします。
障害馬術
『斎藤功貴(さいとう こうき)選手』
- 生年月日:1989年9月16日
- 年齢:31歳(2021年時点)
『佐藤英賢(さとう えいけん)選手』
- 生年月日:1986年1月8日
- 年齢:35歳(2021年時点)
- 五輪代表歴:北京五輪(51位)
『福島大輔(ふくしま だいすけ)選手』
- 生年月日:1977年9月20日
- 年齢:43歳(2021年時点)
- 五輪代表歴:リオ五輪(団体13位)
馬場馬術
『北原広之(きたはら ひろゆき)選手』
- 生年月日:1971年9月13日
- 年齢:49歳(2021年時点)
- 受賞歴:02年アジア大会団体銀メダル、04年~06年全日本選手権3連覇
『佐渡一毅(さど かずき)選手』
- 生年月日:1985年2月20日
- 年齢:36歳(2021年時点)
- 受賞歴:14年アジア大会個人5位・団体銀メダル、18年アジア大会団体金メダル
『林伸伍(はやし しんご)選手
- 生年月日:1985年1月25日
- 年齢:36歳(2021年時点)
- 受賞歴:14年アジア大会団体銀メダル、14・16・18年全日本選手権優勝
総合馬術
『大岩義明(おおいわ よしあき)選手』
- 生年月日:1976年7月19日
- 年齢:45歳(2021年時点)
- 受賞歴:18年アジア大会個人・団体2冠、18年世界選手権団体4位
- 五輪代表歴:北京五輪、ロンドン五輪、リオ五輪
『北島隆三(きたじま りゅうぞう)選手』
- 生年月日:1985年10月23日
- 年齢:35歳(2021年時点)
- 受賞歴:13年全日本選手権2位、14年 CIC 1スターTokyo優勝、CCI1スターMiki2位、仁川アジア大会大体銀メダル
- 五輪代表歴:リオ五輪
『田中利幸(たなか としゆき)選手』
- 生年月日:1985年2月2日
- 年齢:36歳(2021年時点)
- 受賞歴:18年世界選手権団体4位
- 五輪代表歴:ロンドン五輪
『戸本一真(ともと かずま)選手』
- 生年月日:1983年6月5日
- 年齢:38歳(2021年時点)
- 受賞歴:18年世界選手権団体4位
オリンピックの馬術についてのまとめ
- 馬術には3つの種目がある
- 障害馬術とは、バーを飛び越えゴールするタイムを競う競技である
- 馬場馬術とは、音楽に合わせて動く馬の美しさを競う競技である
- 総合馬術とは、障害馬術と馬場馬術とクロスカントリーを1頭の馬が全てこなす競技である
- クロスカントリーは、10分ほどの時間障害物に立ち向かい続ける競技である
- 東京五輪には10名の日本人選手が出場し、過去に世界でメダルを獲得した選手達もいる
この記事を最後まで読んで頂いた方は馬術のルールをしっかり知って頂けたと思います。
なお冒頭にも書きましたが、私自身もこの記事を執筆するまでは馬術のルールはまったく知りませんでした。しかし、記事を執筆することであまりよく分からなかった馬術のルールを知ることが出来ました。
もしこの記事を読んだことで、1人でも馬術を楽しめるようになった方が増えたのであれば、この記事を書いた意味があると思います。そのような方が増え、今後のオリンピックがより盛り上がっていく事を強く願っております。
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