オリンピック開催前に射撃のルールを知っておこう!注目選手は?

出典:https://www.mizuno.jp/

2021年7月23日から8月8日の間、東京で人類の限界に挑むショー、オリンピックが開催されます。

開催地が東京になったのは2回目で、1964年以来です。

今回はその中でも射撃という競技に注目して、どんなルールなのか、勝ち負けの基準は何なのか、などを書いています。

それではごらんください。

 

オリンピックとはどういうものなのか

出典:https://www3.nhk.or.jp/news/

オリンピックの歴史

第1回のオリンピックが開催されたのは1896年ですが、その前身となる古代オリンピックが開催されたのは紀元前9世紀ごろだと言われています。

ですので、約3000年くらい前、ということになります。

その目的は神をたたえるための競技祭として始まったようです。このような宗教的要素のあったものが色々あって、今では世界平和を願うスポーツの祭典へと進化していったという経緯があります。

名前の由来

ギリシャのオリンピアという地で競技をしたことがあり、これがオリンピックと呼ばれるようになったと言われています。

4年に1回開催されるのはなぜ?

これを説明するのに太陰暦という言葉を使わないといけません。

「えーやだーわかんないー」

と聞こえてきそうですが。簡単に説明します。

一言でいうと、日付の計算方法です。現在は太陰太陽暦という方法で、1年は365日と決められています。

オリンピックは紀元前から行われていたということもあり、昔使われていた太陰暦で計算されていました。

その周期のキーになる期間に8年という数字がありました。それを半分にして4年に1回という期間を決めたようです。

オリンピックは中止になる?

今回はいろいろあって中止になる可能性がありますが、まず最初に過去に中止になったことはあるのか、という点でおはなししますと、過去に5回あります。

  • 1916年のベルリン五輪(夏季)
  • 1940年のヘルシンキ五輪(夏季)
  • 1940年のガルミッシュ・パルテンキルヘン五輪(冬季)
  • 1944年のロンドン五輪(夏季)
  • 1944年のコルティーナ・ダンペッツオ五輪(冬季)

中止になった理由はあえて伏せてみました。歴史を考えるとなるほどなーと思うのではないでしょうか。

オリンピックって中止になったこともあったのかー

今回のオリンピック開催の延期に関してですが、過去にオリンピックが期になったことはなく、初めての出来事です。

本来の2020年開催から1年延期、となっています。

本題である中止に関しては中止を呼び掛ける意見などもあり、そうなる可能性はありますが、正式な中止決定は出ていないので今のところ開催されるというところで落ち着いています。

7月21日から始まる?

「え、最初に7月23日からって書いてなかったっけ」

と思われた方もいるかもしれませんので、これも説明させてください。

実は開会式が行われるのは23日なんですが、競技自体が始まるのは21日からなんです。

ちなみに、21日に行われるのはサッカーとソフトボールです。

あと、国民の祝日も2021年だけオリンピックに合わせて変更されています。

  • 7/22(木)海の日
  • 7/23(金)スポーツの日(開会式の日)
  • 8/8(日)山の日(閉会式の日)

※体育の日は令和2年以降からスポーツの日になっています。

 

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射撃のルール

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一言で射撃と言っても、そのスタイルはかなり多いので、主な部分をまとめてみました。

これだけでもかなりの種目数があるのが分かっていただけると思います。

姿勢(構え)

1.立射

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

2.膝射

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

3.伏射

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/

競技を行う上でポイントになる姿勢についてですが、主に3つあります。

立射はオーソドックスなスタイル、膝射は銃を支える腕の肘を膝の上にのせているのが特徴です。

種目によってどの姿勢で行うか、あるいは複数使ってもいいのかが決まっているので、まずはここが重要なポイントの一つです。

あと、片手で打つか両手で打つかの違いや、男子のみの競技なのか男子も女子も参加できるかの違いがあります。

    距離

    10mから50mが基本となっていて、おもな距離は10m、25m、50mの3つです。

    そして、競技によって使う弾数も決まっています。

    距離の違いから得意な選手や苦手な選手もいるので、ここを注目ポイントとして覚えておくとさらに楽しめるかもしれませんね。

    種類

    • ピストル
    • ライフル
    • クレー

    ピストルやライフル射撃は設定された距離に的があり、その的のより中心を狙うというものです。

    日本でいう弓道やダーツのイメージでいいと思います。

    クレー射撃は、クレーというお皿のような形のものが空中に飛び出したものを撃つという種目です。

    勝ち負けの判定は?

    点数を多くとった方の勝ち

    ですが、もう少し説明しますと、的には10個の円が書いてあります。一番外の円に当たると1点、一番内側の円に当たると10点、さらに中心に当たると10.9点(満点)となっています。

    ですので、0.1点差で勝負が決まる可能性もあるわけです。

    選手はより内側に命中させることを意識して臨みますが、一回のミスが致命的になることもあるので、いかに集中力を切らさずにコンスタントに得点していくことが重要になります。

    クレーは射抜いた数でカウントするため、一部が欠けているだけでもOKとなっています。

     

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    注目選手は?

    出典:https://www.shodai.ac.jp/

    日本では約1万人の方が射撃スポーツを楽しんでいます。今回はオリンピックの話ですので井川寛之(いかわひろゆき)さんと石原奈央子(いしはらなおこ)さんをご紹介します。

    井川寛之さんのプロフィール

    生年月日:1988年7月26日

    身長:170㎝

    体重:60kg

    出身:神奈川県

    種目:クレー

    日本では射撃選手の資格を取るのが20歳からとなっていますが、この方は学生時代から優秀な成績をおさめています。

    2010年全日本クレー選手権大会スキートで優勝をしてから、数多く表彰台に上がっています。

    どうやら祖父と父も射撃の経験があるようです。

    今回の東京五輪では初の出場になりますので、どれくらい活躍するのか注目しましょう。

    石原奈央子さんのプロフィール

    生年月日:1974年10月22日

    身長:158㎝

    体重:66kg

    出身:東京都

    種目:クレー

    こちらは井川さんとは違って、32歳から始めて41歳で五輪出場という経歴をお持ちの方です。

    父の敬士さんも五輪代表に選ばれるほどの腕前です。

    また、実家が神社で神主をしておられることから神職スナイパーという通称があるようです。

    選手としては少し遅咲きというイメージがありますが、射撃という競技はあまり体力を要せず年齢制限もないことから、70歳を過ぎても競技をされている方もいるようですのでまだまだ現役という年齢だと思います。

    今回は2回目の出場ですので、前回以上の結果を出そうと思っているはずです。こちらも期待できそうです。

     

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    まとめ

    出典:https://sports.smt.docomo.ne.jp/

    まとめ
    • 東京五輪の開催期間は2021年7月21日から8月8日で、開会式が7月23日に行われる
    • 射撃という競技もオリンピックの正式種目で、姿勢、距離、ガンの種類などスタイルが多数ある
    • 日本人の注目選手もいて、実力も十分ある

    今回は射撃という競技を中心にオリンピックのことを加えて記事を作りました。

    日本ではあまりなじみのない競技ですが、この記事を読んで少しでも興味が湧いたという方がいれば記事作成者としての冥利に尽きると思っています。

    これを見て射撃を始めたという方が出たらうれしいです。また面白いものがあれば書いていこうと思います。

    では。最後まで見ていただき、ありがとうございました。

     

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    senobe