古谷徹と安室徹?名前の由来に迫る!実は組織の一員!?本当の顔は…

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貴方は古谷徹（ふるや・とおる）をご存じですか？

俳優としては1950年代、声優としては1960年代から活動を始め、巨人の星の星飛雄馬や機動戦士ガンダムのアムロ・レイなど数々の名作で主役を演じ、今なお現役で活躍するレジェンド級の男性声優の名前です。

では安室徹（あむろ・とおる）をご存じですか？

名探偵コナンで華麗なる活躍を見せ、劇場版では「（興行収入が）100憶の男」にするためにファンが劇場に通い詰めるほか、彼の本名である降谷姓のハンコが大量に売れるという現象を引き起こした、かなりのモテ男の名前です。

架空の人物でありながらもそのルックスと常人ならざるスキルによって、通称「安室の女」を量産したことでも有名です。

今回はそんな私が安室徹を演じている古谷徹や、安室徹の名前の関係についてご紹介していこうと思います！

 

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古谷徹という人物

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母から夢を託される形で幼少期から児童劇団に入り、子役として活躍を見せていた古谷氏。
ウルトラQやマグマ大使といったドラマへの出演を果たし、本人も喜んでいたと言います。

10歳でローマに咲いた恋にて吹き替えを行い声優としてもデビューし、中学生時代の1968年からアニメ巨人の星で星飛雄馬役を演じました。
声優として活躍する中、俳優としての活動も続けていて加山雄三主演の映画にも出演したのだとか。

巨人の星が終了した後は学業を優先するため不定期な単発の声優仕事以外は休業し、関東学院六浦高等学校を卒業したあと、明治学院大学経済学部商学科に在学中の1975年鋼鉄ジーグの司馬宙役で活動を再開されました。

1980年代～90年代にかけてドラゴンボール、聖闘士星矢、美少女戦士セーラームーンといった数々の名作に出演を果たし、その後も出演する作品数こそ減ったものの2012年から名探偵コナンにて人気キャラクターである安室徹役として出演されています。

声優アワードにおいては第２回の2008年に富山敬賞、第４回の2010年にはシナジー賞、第13回の2019年には助演男優賞を受賞されました。

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安室徹という人物

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名探偵コナンの登場キャラクターとして非常に人気のある青年で、普段は安室徹として毛利探偵事務所の下の階に入っている喫茶店「ポアロ」でアルバイトをしています。
私立探偵としても活動していて観察力・洞察力に優れ推理する力もありますが、毛利探偵への弟子入りを志願し関わりを持つことになった人物です。

その見た目からも非常に人気が高く身体能力もかなりのものですが、自身の事はあまり多くは語らず少々謎が多い人物でもあります。

作中でも話数が進むにつれて重要キャラクターとして存在を増す彼ですが、安室徹に焦点を当てた劇場版もいくつかあり、その中でもダントツで人気の作品が冒頭でも話題にした「安室の女」を量産したと言われる「ゼロの執行人」になります。

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実は組織の一員だった!その名は…

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安室徹のプロフィールにあるように、実は組織の一員としての面も持っていて、コードネーム「バーボン」の名で呼ばれています。
肩書は探り屋で、あらゆる情報に通じた役割を担っているようです。

これはバーボンとして行動している場合に限りませんが、巧みな話術で自然に相手を心理的に誘導し、欲しい情報を得る事も得意としているのだとか。

クールで秘密主義ですが、ジンには疎ましがられているようです。

 

二つの仮面と本当の顔

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喫茶店のアルバイト兼私立探偵としての顔である安室徹、組織の一員として探り屋の肩書を持つバーボン。
その二つを仮の顔として持つ男の本名は、降谷零（ふるや・れい）と言います。

３つの顔を持つゆえにトリプルフェイスとも称される彼ですが、本業は公安警察官であり、元警視庁捜査一課刑事の伊達航によると、警察学校時代を非常に優秀な成績を残していた優等生とのこと。
また作中では主席で卒業した可能性も示されているようです。

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古谷とおると安室とおるの関係

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コナンのファンであれば知っている方は多いかも知れませんが、実は原作者である青山剛昌先生がガンダムのファンだとのこと。

元々先に登場した「赤井秀一」がシャア・アズナブルをリスペクトした結果に出来上がったキャラクターだったそうで、そのライバルというか宿命とも呼べる相手として安室というキャラクターが出来上がったようです。

「赤井秀一」の場合もシャアのようにしたいと思い「赤井」とつけた以外はイメージしていなかったそうで、名前は担当声優の池田秀一氏からとられたのだとか。
その旨を雑誌『ガンダムエース』にて池田氏との対談の際に原作者自らが語られていますが、同じようにガンダム系のキャラクターを出したいという会話になり、それならあの人だ！と話題にあがったのが「安室徹」になるみたいですね。

その結果、声優はあの人しか居ない！となり安室徹の声優は古谷徹氏を希望されたようです。
また「赤井秀一」と同じく「安室」を描いていくにあたり、古谷氏の声をイメージしたら非常に格好よくなったため公安という職になったという情報もありました。

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あむろとおる＝ふるや〇〇

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劇場版が公開されてから数年経つ今は、安室徹の本名なども隠されているわけではありません。
ですが私のように、全ての話や映画を観ているわけではないという人にとっては謎めいた人という印象を持つのもまた事実です。

そんな安室徹の本名である降谷零は、別の項目で書いた通り声優の古谷徹の名前と、機動戦士ガンダムの主人公アムロ・レイの名前をそれぞれ貰ってできた名前となっています。

組織に潜入している安室透さん。じつは公安警察官。名前は「降谷零」です。声優の古谷徹さんの名前と「ガンダム」のアムロ・レイをかけ合わせた名前です。赤井秀一さんの「赤い」はシャアの「赤い彗星」が由来です。#コナン #kinro #純黒の悪夢 pic.twitter.com/CaNql1imid

— アンク＠金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) April 14, 2017

ですがそれ以外にも（後付けの可能性もゼロではありませんが）「零」と名付けられたのは理由があるようです。

名づけの理由というよりも、名前が零であることや昔のあだ名がゼロであること、公安警察官として「ゼロ」に所属していることなどで各方面で関連を持たせている、それによって安室の正体を示唆しているというところでしょうか。

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ファン必見！ガンダムオマージュネタ

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元々リスペクトされて先に描かれた赤井秀一氏も含め、ガンダム関連の安室氏ネタを書き出してみようと思います。

他にもあのキャラが実はこのキャラをオマージュしていた、これが元ネタだった！というものもいろいろあるようなので、気になった方は一度探してみるのも良いのではないでしょうか。

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まとめ

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連載やアニメの放送が始まってから20年を過ぎる名作、名探偵コナンの人気キャラクター安室徹と、彼を演じる声優古谷徹について名前の由来や関係をご紹介してきました。
結論は原作者が機動戦士ガンダムの、シャアとアムロのファンであることからオマージュされたという事でしたが、それ故にファンにとっては嬉しい、思わずニヤッとしてしまう作品となっているわけですね。

おまけとして古谷一家もコナンのファンだそうで、劇場版名探偵コナン「純黒の悪夢」公開を記念した対談の際に、原作者の青山剛昌先生に自身の本名がキャラクターの名前に入っていることを嬉しく思うと伝えられたのだとか。

実は、家族みんながコナンの大ファンなんです。TVシリーズもですが、特に映画は、もう何度も劇場に観に行くというほどコナン好きだったので、まず10周年の作品で、メインキャラクターとして出させていただいた時には、もう父親冥利に尽きるといいますか、もう自慢しまくりでした（笑）

（中略）

この役を描いてくださった原作者の青山剛昌先生には本当に感謝していますし、僕にとってはずっとライフワークにしたいと思うぐらい大好きなキャラクターになりました。

一度、サイン色紙を持って会食をさせていただいて（笑）。そしたら、青山先生も色紙を持っていらして……（笑）。そこでお互いファンだということがバレバレになりまして、お互いのサインを交換させていただいたんです。その時にも、先生は「ガンダムが大好きなんです」と話してくださったので、やっぱりそうなんだなと……。

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お互いがお互いのファンであるというのも、原作者と演者ならではかもしれません。
今ではお孫さんまで居られる古谷氏ですが、おそらく色紙は家宝として大切に受け継がれていくのかもしれませんね。

以上がこの記事でご紹介した内容になります。
最後までご覧くださり有難うございました！

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