高山みなみの一人二役、キキとウルスラの声優以外にもあった!

出典:https://eiga.com/

 

役者であれば、どんなキャラにもなりきれる。それは当たり前の事ですが、それが一つの作品に一人で何役もこなすのはとても大変。

そんな離れワザが得意な声優、高山みなみと、彼女が演じたキャラクターをあつめました!

 

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高山みなみのプロフィール

出典:https://www.81produce.co.jp/

 

本名 新井泉

出生 1964/5/5(57歳)

出身 東京足立区

所属 81プロデュース

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一人二役ってどれくらい難しいの?

 

一人二役とは、厨二病が秘められたウラのカオをチラ見せしたり、封印されし闇の人格(キャラクター)をチラ見せするのとは訳が違います。

筆者は舞台を10年やっていましたが、その中で一人二役をやったのは一作品だけです。所謂「ちょい役」や「モブ」を兼ねたわけですね。

舞台はメイクと衣装を変えるのは簡単ですが、演じ分けるとなると話が違います。それは表現力ではなく、発声方法を変えなければならないからです。腹筋の力の入れ方、声の絞り方、それらを変えた上で、劇場の真後ろまで届くように、「そばなり」にならない喋り方をしないといけません。

「そばなり」とは、声がどんなに大きく通っていても、客席の前の方にしか声が届かない状態のことを言います。ですので、演技力や歌唱力を見てみたいときは、是非「真後ろ」で聞いてみましょう。そこで台詞や歌がはっきり、美しく聞こえていたら、その人は高い発声技術を持っていると言うことですね。

発声は、その人の首回りを初めとする体幹の筋肉量や、骨格、横隔膜の動きやすさなどによって、ある程度フィジカルに決まってしまいます。つまり、どうやっても自分の限界という型からはみ出ることは出来ないのです。

ということは、一人二役をやっている人というのは、自分の限界を常に突破しているのではなく、自分の型の中にある要素をかき集めて演技しているということになります。ちなみに筆者は10年やってて出来ませんでした。

メイクと衣装があっても、これだけの努力が必要なのが、一人二役というもの。

それを声だけで行うというのは、更に難しいものです。何故なら、同一作品の中に同じ骨格の他人は存在しないからです。え? 双子キャラ? 同一骨格で別人を演じ分けるんだからもっと難しいです。ですが高山みなみはそれとほぼ同じ事をやってのけました。(後述)

「一人二役」、どんなに難しいか、分かって頂けたでしょうか?

それでは、高山みなみの怒濤の一人二役、いってみましょう!

 

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高山みなみと高山みなみ~キキとウルスラ(魔女の宅急便)

出典:http://www.studioghibli.it/

高山みなみの二人一役といえば、代表作は『魔女宅』のキキウルスラでしょう。右側が主人公のキキ、左側がウルスラです。

このウルスラ、アニメファンの間では有名なようですが、名前と顔の認知度に大きな差があります。

それもそのはず、キキは作中でウルスラの名を一度も呼んでいません。ウルスラの方も名乗っていません。エンドクレジットにしれっと出てくるだけです。最初に突き止めた人はスゴいですね! 二回目の小学生を満喫しているんでしょうか?

ウルスラは作中で、キキが仕事でトラブルを起こしてしまった時、出会った画家志望の女性で、20歳前後と言われています。

スランプに陥ったキキに、色々なアドバイスをしてくれる良い姉御肌。作中に登場する彼女の絵には「神秘なる絵」という専用の音楽があり、こちらもこちらで、シンボリックなモチーフが沢山描かれています。

彼女とキキの声優が高山みなみである理由は、『魔女宅』にショタがいなかったから……というのもあるでしょう。しかし筆者が思うには、キキ(13歳)ウルスラ(19歳)の、「成長の度合い」を明確に表現できる才能を、宮崎駿監督が見抜いたからではないか、と思います。

高山みなみ、キキの演技↓(出典:YouTube)

高山みなみ、ウルスラの演技↓(出典:YouTube)

 

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高山みなみ兄弟と母高山みなみ~クライン兄弟とイヴァ(獣王星)

出典:https://anime.dmkt-sp.jp/

高山みなみと言えば、コナンでもおなじみのショタボイスが有名です。この作品でも、主人公のラーイトールを演じています。この二人はご覧の通り双子なのですが、冒頭のやりとりだけで、ちゃんと「二人」に聞こえるのではないでしょうか?

え? どっちもコナンくんに聞こえる?

「二人」に聞こえるかどうかが大事なんです! 一卵性双生児の演技分けってホンットにホンットに難しいんですからね!? 骨格同じだから。

イヴァは、そんな双子の母親ですが、追想シーンなどでの登場になっています。面白いSFアニメなので、是非探してみてくださいね。

え? イヴァの初登場シーンですか? 眼鏡のショタっ子が必要な感じになっています。

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高山みなみ兄妹~荒岩誠と荒岩みゆき

出典:https://abema.tv

向かって左が、右がみゆきです。

高山みなみと言えば、少年時代や思春期の女の子の役のイメージが強いですが、なんと赤ちゃんの役も出来るのです! いや、声優なんだからどんな役も出来て当たり前なのですが、この赤ちゃん(妹)と、お兄ちゃんの「性別の違い」が、よく表現されています。前述のラーイトールは双子の同性でしたが、こちらは異性の兄妹です。しかも片方は赤ちゃん。こちらはこちらで難易度が高そうです。

高山みなみ、荒岩誠の演技↓(出典:公式YouTube)

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高山みなみの真似をする高山みなみ~クレヨンしんちゃん

出典:douga.tv-asahi.co.jp

ここまで子どもの役を出して来ましたが、勿論大人の女性の声も出来ます。

この女性、主人公のしんちゃんの母、みさえの友人で、「おケイおばさん」と言います。時々登場するキャラクターで、みさえの「主婦の悩み」「アラサーの悩み」などを話す相手です。ちなみに初めて筆者が「おケイおばさん」を知ったのは、みさえが白髪に悩んでいる話でした。

さて、ここまで敢えて触れてこなかったのですが、高山みなみの代表作と言えば、『魔女宅』以外に、もっと長年愛されている番組がありますよね。そう、『名探偵コナン』です。

クレヨンしんちゃん』のスペシャル「酢乙女家の一族」にて、高山みなみおケイおばさん)が高山みなみ江戸川コナン)のモノマネをするというオドロキの離れ業を成し遂げました。その名も「名探偵コシン」。

このクレヨンしんちゃんはスペシャルだったのですが、高山みなみはこのナレーションのためだけに呼ばれたようです。声優ってスゴい……。

高山みなみが演じる高山みなみ↓

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高山みなみは可愛くなかった!?

出典:nicovideo

高山みなみは23歳の時に「学園特捜ヒカルオン」という作品でモブ女子高生を担当し、声優デビューしました。しかしこの当時から、「かわいい女の子」とは相性が悪い、少年の役がいい、と、悩んでいたようです。みゆきちゃんの可愛さを演じられる能力を見抜く人がいなかったのでしょう。

当初、『魔女宅』の前も少年役でオーディションをしており、ウルスラの声の低さから考えても、恐らく高山みなみは『ある程度大人の女性』でなければ出来ない、と思っていたようです。その壁を打破したのが宮崎駿監督だったというわけですね。

確かに今回ピックアップしたのも少年役が多いですが、『魔女宅』がブレイクのきっかけになったことも考えると、彼女の才能は寧ろ、「演じ分け」の方にこそあったのでしょう。

声優オタク達は一発で見抜く「一人二役」。しかし彼らは、声優を愛しているからそれが出来るのです。高山みなみの声は、声優オタクではない筆者でも、すぐに分かります。それは私が特別大ファンというからではなく、演じ分けをして尚光る「高山みなみ」という個性に他なりません。

今では長寿番組の立役者である高山みなみ。彼女も初めは自分のウリが分からず悩んでいたこともあったようです。彼女もきっと、キキのようにスランプを乗り越えて、今があるのでしょうね。

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まとめ

こちら、高山みなみ(声優)演じる高山みなみ(役名)が、高山みなみ(声優)演じるコナンと共演を果たす回です。

どんな職業でも、一人前になるまでには下積みが必要なもの。高山みなみは比較的早くデビューし、ブレイクしていましたが、それは一人二役という並々ならぬ繊細な修行があってこそのものです。

獣王星のように、一人三役をやっている作品は流石に稀のよう……じゃ、ありませんでした。

調べてみると、ちょい役含めて一人五役をやっている作品もありました。(名探偵コナン、忍たま乱太郎他)

私達の24時間は、彼女にとっては48時間、いえ場合によっては120時間に相当するのでしょう。そりゃデビューもブレイクも早いですね、当たり前です。

二足の草鞋は大変な道程ですし、二兎追うものはなんとやらとも言いますが、高山みなみは一石二鳥を仕留めたほうでしょうね。

もう5月も半ば、記事を読んでいる皆さんも、五月病に負けずに、夢に向かって頑張ってくださいね!

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投稿者プロフィール

菊華 紫苑
 通信制高校、通信制大学を二カ所経て、レポートと趣味の小説で培った文章力を活かし、ライター活動をしている。同人サークルの他、「小説家になろう」にて作品を公開中。